2013年4月17日水曜日

恒例!2013年入試山城通学圏一般入試相関図

おそくなりました。2013年山城通学圏公立一般入試合格発表相関図です。この図の見方はここをクリックして下さい。
南陽は王者の貫禄!ちなみに大住学園生は全員合格でした!
城南菱創は莵道を超えて2番手校に確定か!両校とも全員合格でした!
さて来年度入試より京都市内が単独選抜へと変わる。これで日本からは総合選抜入試がなくなる。

総合選抜とは各学校に出願(単独選抜)するのではなく、通学圏に出願、合否を決定し、合格者の入学校は地理的配分(要するに自宅から近いか遠いか)によって決定する方式。この制度によれば、ある学校は大量の不合格者が出たが、ある学校は定員割れとなった、といういわば定員の無駄を防止することができ、できるだけ公費で教育を受ける機会を保障することができる。また学校間格差がを生ぜず均質、平等な教育を受けることができる。

確かに歴史的意義はあったのだろうが、少子化、進路決定の多様性の面からしてその役割は終えた化石の制度と言える。すでに他府県では廃止されたこの制度がなぜか京都市内で最後まで残ってしまった

同じ京都でありながら山城通学圏は2004年に単独選抜に移行。山城で試して京都市内もいずれ、というのがいつものパターンだがずいぶんと間が開いた感じ。よほど抵抗勢力があったのか。「15の春を泣かせるな」の蜷川府政の亡霊が未だ存在していたのだろうかも。

まあいずれにせよ京都市内の塾の先生方、山城にヒントがありますよ。

で、移行初年度、山城で何が起きたか?

①塾が集まって各校のランキング付け、目標偏差値作り。元々単独選抜であったⅡ類のランキングやⅠ類の希望校入学制度で、ある程度のランキングの目安はあったがもう少し緻密に判定。ここで自塾に有利なように何らかの駆け引きがあるかも知れない。

②高校の先生が自校のポジションを塾に尋ねに来た。中からでは分かりにくいし、そんなこと考えたこともなかったのだろう。

③模擬試験の会社も参考までにとランキングを尋ねに来た。

④総合選抜でおおざっぱな(失礼)進路指導をしていた中学校の先生が、いきなりシビアな判断をしなければならなくなる。責任回避のため(失礼)中学校の先生の進学指導が思いっきり安全志向に。そのため1番手校の南陽が定員割れに。逆回し制度によって学力を伴わない生徒が入学→早々に進路変更(世間の用語で言えば言えば退学)

で、予想結果は?

南陽の想定外の状況は別としてだいたい予想したとおりの結果であった。そしていったんできあがったランキングは翌年からはそれが基準となり、輪切り状態にして各塾、学校が進路指導をする。それの繰り返しでランキングは確定的なものへ。

そう考えると初年度にどのポジションに付けるかは大変大きな問題。山城通学圏は普通科は10校程度しかなかったのでやりやすかったが、京都市は普通科は20数校。大変な作業にはなるだろうが、これができなければ塾の値打ちはない。塾同士、高校同士の駆け引きもあるでしょうね。さらには塾が高校を巻き込んで、高校が塾を巻き込んでの情報戦。ちょっと大層すぎるか。

そして上の相関図の作成をぜひともやっていただきたい。役に立つ資料にはなります。1塾では無理でしょうね。誰か音頭取りされる方はいらっしゃいませんか。ノウハウは教えますよ。

ところで「塾の連中はこんな品のないことばっかりしやがって!」とご立腹の方がいらっしゃるかも知れませんが、いえいえこのランキングは合否の可能性を判断するために使うのであって 学校の格付けをしているのではありません。ランキングとは別に一人一人に合った学校選びをするのも塾の仕事です。実はこちらの方が大事です。ご理解下さい。





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