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6月, 2015の投稿を表示しています

開明開花

23日は開明中学校・高等学校の塾対象説明会。今春の中学入試で「開明の一人勝ち」と言われるほど出願者を集めた。その数2041名!。当初の定員で合格者を切れば、来年はその報復、あっ違う、反動が怖い。5クラス募集のところ急遽2クラス増の7クラスで入学者を迎え入れたとのこと。

「従って受験者は増えたが難化はしていません。来年もどうぞよろしく。」と如才ない営業。受験しなかった分の受験料の返金や、併願者の納付金の返還制度など家庭に負担を掛けない細かな心配りも開明人気の一つか。



 開明とは校名がまだ大阪貿易学院高等学校(この名前を知っている人も少なくなってきたでしょうね)の時からのお付き合い。開塾したてのほんの小さな塾にわざわざ教頭先生が学校案内やポスターを持ってきてくれた。

 当時、塾は私学からはまだまだ下に見られていた時代で、学校が塾訪問するなんてことはあまりなかった。私たちよりもずっと年配の教頭先生にていねいな言葉で接していただき恐縮したものだ。

 大阪貿易学院はその頃底辺校(失礼)から進学校への脱却を図っており、その営業の一環だと言えばそれまでだが、それを超えてすごく熱心でまじめな学校だという印象を持った。

 就学支援金の関係で府をまたいでの進学が減ったため、最近はうちからの高校受験生は少なくなったが、毎年中学受験では必ず志望校として名前が挙がる。入学者の学力は伸びたという印象があり、また保護者からも不満を聞いたことはないかな。



 今日の説明も大げさな言葉を使うことなく、日々どのような理念のもと生徒を指導しているかを話される。行事一つ一つに対しても、何の目的で、そして生徒たちの反応はどうであったかの報告。大学進学実績の報告も分析的でかつていねい。今年は国公立大学への進学者率は飛躍的に伸びて73%となった。現役に限れば55%だが、これは公立国立も含めた大阪のすべての高校の中でトップらしい。

右肩上がりのグラフにさらに矢印をつけてもいいような状況だが、まだまだ目標として宣言した数字にはなっていません。さらに努力をし、塾の先生方の期待に応えられる学校にしますとあくまでも謙虚。

 やっぱりまじめな学校ですよね。説明会に参加された保護者が好印象を持たれるのも理解できます。

 今年の受験者の増加は新築なった校舎の建物効果だという人もいるだろうが、そうではなく欠点がなく…

セミナー「スマホ、ネットの危険性と子供たち」

18日は私が会長を務める関西私塾の会主催のセミナーがあった。内容は「スマホ、ネットの危険性と子供たち」(先生として知っておくべきこと)。

 京都府警察本部生活安全部少年課少年サポートセンター北部センターから、担当の警察官に講師としてお越しいただいた。このような部署があるんですね。

依頼当初はlineを使ったイジメやなりすましの危険性についての話し程度かと思っていたが、そんなレベルの話ではなく、多岐にわたって今そこに危険が存在することが理解できた。

  無料アプリのダウンロードにより個人情報が収集されているとの話しは、「タダほど高いものはない」、の言葉通りと腑に落ちる。

  瞬時に広範囲に広がるというネットの特性により、悪ふざけの画像投稿が損害賠償問題になったり、リベンジポルノにより社会生活が困難になったりということが起きる。そしてその加害者被害者ともがさらにネットでさらされ、それが永遠に残る。就職や結婚の時に名前を検索されればそれでアウト。一生消すことはできないので「デジタルタトゥー」と言うらしい。



 SNSも注意して使用しないと個人情報がダダ漏れ状態。自分の情報だけならまだしも、やりとりをしていた相手方の情報まで漏らしてしまう。

  ここまで来たら子供の危険性だけではなく、大人も十分危うい。そのせいか今回のセミナーは静まりかえった状態で皆さん聞き入っておられた。

 質疑応答の時間に子供たちのスマホを禁止するのはどうですかと尋ねてみたところ、ネットがあるのが当然の社会で生きていく子供たちにとって、禁止は意味を持たない。いかに賢く使うかを教えることの方が大事、と話される。その通りだしそれが大人の責任だと私も思う。

 でも一方ではスマホ、ネットを使わそう使わそうとするのも大人の社会なんですよねー。

  途中で警視庁監修のドラマ仕立ての動画が使用されていた。一般にも公開されているので一度ご覧になってはいかがですか。動画ライブラリー 警視庁


母校を愛する校長

16日はノートルダム女学院の塾対象説明会。昨年はちょっと失礼なことをしてしまったが、それを機会に入試広報の先生と知り合いになれた。(向こうにしたら迷惑かも知れないが。)

こうなったら行かないわけにはいかない。

 と言うよりも、霞だけ食っていても生きてはいけませんよ、とイヤミを言いながらも、なぜかこの学校の雰囲気が実は好きなんだなぁ。それで今年も出席。生徒、先生、校舎、ロケーション、全てが落ち着いていてお互いに調和している。よそ者の私でさえ疎外感を感じないような優しさがある。

卒業生でもある校長が自分が通っていたときの空気と同じ空気が今もこの場所に存在すると言っていた。調和が持つ永続性なのかも知れない。

 その校長と授業見学の時に話しをする機会があった。とにかく感じたのは校長はこの学校を愛しているということ。大げさな表現があったわけではないが、自分に託されたノートルダムという宝物を守り抜くいう覚悟が読み取れた。

少しばかりの景気回復が言われるが、しかしまだ中学受験、女子校は人気回復の兆しが見えてこない。「愛」だけで学校経営ができるほど生やさしい状況ではないかも知れないが、「愛」なくして宗教教育、女子教育はあり得ないだろ。清濁併せのむのタフさがリーダーには必要とされる。

 説明会には在校生4人がそれぞれしっかりとノートルダムでの自分の日常と夢を語ってくれる。彼女たちも精一杯の母校愛で緊張しながらも話しをしてくれた思う。

 このようにした方がいいのでは、と思うところも多々あるが、そこは変わってほしくないですねというところもある。たぶん聡明な校長のこと、全ては理解されていると思いますが。

ところで、変わって欲しい、変わって欲しくないで長年論争のあった例の国防色の制服、いよいよ変わるそうです。私は変えてみたら派でしたのでどのような物になるのか興味津々だ。でもまさか集団的自衛権が話題の昨今、国防色→迷彩色ではないでしょうね。(失礼)

お西さんとお東さん

5月29日は浄土真宗本願寺派の龍谷大学付属平安、6月2日は浄土真宗大谷派の大谷の塾対象説明会。両校は今春入試では中高ともに入学者数を増やした人気校だ。

したがって両校とも何か余裕の感じられる説明会となる。

平安は龍谷大学深草キャンパスでの説明会。法衣を着た燧土(すいど)校長の話から始まる。

  生徒手帳には2013年は「遍照」、2014年「智慧」、2015年「慈悲」の文字が記され、生徒たちに仏と自分との関わりを考えてもらいたいと説明される。宗教校はこうでなくちゃいけません。


場面が変わって今度はカリスマ校長補佐のデータ満載の現実主義的お話。マシンガンのような早口と独特の色使いのスライドで、話しに引き込まれるというか逆に途中から思考停止になってしまう。まあ手元にはスライドを印刷した分厚い配付資料があるので後で見直すことはできますが。





その資料の中で特に目立ったのは「右肩上がり」のグラフが何枚もあったこと。中学入学者数はこの4年で4.3倍!中学プレテストの受検者は2倍近くに。あと学習到達度の伸び、大学進学実績の伸び、学校評価の伸び、果ては読書数の伸びまでグラフで示される。
 

 確かに人気校だけのことはあると思う。入学者数の増加なんて合格のボーダーを下げればいいだけの話しと思う人もいるかも知れないが、人気がなければそもそも受けにも来てもらえない。入学者数が増えているのはやはりその学校が評価されているということ。右肩上がりが右肩上がりを再生産するのだ。












しかし、一度に見たら胸やけするなー。



お東さん(大谷)の説明会も校長の挨拶から始まる。しかし、今年は前校長で大谷学園の理事が閉会の挨拶をすることになっているので遠慮したのか、募集委員の紹介がその内容。何だかなー。

 今やMr.大谷の称号を得た梅垣入試部長が説明される。資料は全体的に色調を抑えた色使いで目に優しい。そしてとっても気を遣った言葉で誠実に話しをされる。

 中学、高校の入学者とも大幅に増えているが、矢印付き右肩上がりのグラフは使わず、表と言葉で報告調にすます。「そんなはしたないこと大谷は…」なのだろうか?

 グラフも結構載っているが、理系が作ったのか客観的。グラフが客観的なのはを当たり前だろうが、そういう意味じゃなく「独力で読み取って下さいよ」的な冷たさ感じる。そ…