2015年6月17日水曜日

母校を愛する校長

開放路線進行中の栗本校長
 
16日はノートルダム女学院の塾対象説明会。昨年はちょっと失礼なことをしてしまったが、それを機会に入試広報の先生と知り合いになれた。(向こうにしたら迷惑かも知れないが。)

こうなったら行かないわけにはいかない。

 と言うよりも、霞だけ食っていても生きてはいけませんよ、とイヤミを言いながらも、なぜかこの学校の雰囲気が実は好きなんだなぁ。それで今年も出席。生徒、先生、校舎、ロケーション、全てが落ち着いていてお互いに調和している。よそ者の私でさえ疎外感を感じないような優しさがある。

私にとってなぜか落ち着く廊下です。掃除も行き届いています。
卒業生でもある校長が自分が通っていたときの空気と同じ空気が今もこの場所に存在すると言っていた。調和が持つ永続性なのかも知れない。

 その校長と授業見学の時に話しをする機会があった。とにかく感じたのは校長はこの学校を愛しているということ。大げさな表現があったわけではないが、自分に託されたノートルダムという宝物を守り抜くいう覚悟が読み取れた。

舎中心にマリア像があります
 
少しばかりの景気回復が言われるが、しかしまだ中学受験、女子校は人気回復の兆しが見えてこない。「愛」だけで学校経営ができるほど生やさしい状況ではないかも知れないが、「愛」なくして宗教教育、女子教育はあり得ないだろ。清濁併せのむのタフさがリーダーには必要とされる。

 説明会には在校生4人がそれぞれしっかりとノートルダムでの自分の日常と夢を語ってくれる。彼女たちも精一杯の母校愛で緊張しながらも話しをしてくれた思う。

 このようにした方がいいのでは、と思うところも多々あるが、そこは変わってほしくないですねというところもある。たぶん聡明な校長のこと、全ては理解されていると思いますが。

2016年学校案内です
ところで、変わって欲しい、変わって欲しくないで長年論争のあった例の国防色の制服、いよいよ変わるそうです。私は変えてみたら派でしたのでどのような物になるのか興味津々だ。でもまさか集団的自衛権が話題の昨今、国防色→迷彩色ではないでしょうね。(失礼)

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