「従って受験者は増えたが難化はしていません。来年もどうぞよろしく。」と如才ない営業。受験しなかった分の受験料の返金や、併願者の納付金の返還制度など家庭に負担を掛けない細かな心配りも開明人気の一つか。
新校舎。保護者が気にする飲み屋街を通っての通学路と古い校舎のうち、一つが解消された。 |
開明とは校名がまだ大阪貿易学院高等学校(この名前を知っている人も少なくなってきたでしょうね)の時からのお付き合い。開塾したてのほんの小さな塾にわざわざ教頭先生が学校案内やポスターを持ってきてくれた。
当時、塾は私学からはまだまだ下に見られていた時代で、学校が塾訪問するなんてことはあまりなかった。私たちよりもずっと年配の教頭先生にていねいな言葉で接していただき恐縮したものだ。
大阪貿易学院はその頃底辺校(失礼)から進学校への脱却を図っており、その営業の一環だと言えばそれまでだが、それを超えてすごく熱心でまじめな学校だという印象を持った。
就学支援金の関係で府をまたいでの進学が減ったため、最近はうちからの高校受験生は少なくなったが、毎年中学受験では必ず志望校として名前が挙がる。入学者の学力は伸びたという印象があり、また保護者からも不満を聞いたことはないかな。
あくまでも正攻法で学力を伸ばす。説明も分かりやすかった。 |
やっぱりまじめな学校ですよね。説明会に参加された保護者が好印象を持たれるのも理解できます。
今年の受験者の増加は新築なった校舎の建物効果だという人もいるだろうが、そうではなく欠点がなくなって開明のいいところがクローズアップされた結果だと見るべきだろう。
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