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母校とは永遠なるもの

今日26日は京都廣学館高等学校の卒業式に来賓として出席させていただいた。

二時間と長時間だったが、式典はだれることもなく粛々と進む。みんなすがすがしくいい顔をしていた。

理事長祝辞の中で「母校とは永遠なるもの」との一節があった。故人ではあるが創始者の本部廣哲前理事長がかつて卒業生にあてた手紙の中のことばであるらしい。その手紙の中で「母校とは…」と様々な言葉が繰り返され、最後に「母校とは永遠なるもの」と結ばれる。

私は仕事で母校の高校に行くことがあるが、校舎前に立ったとたんにいろんなが思いが沸き立つ。それは単にノスタルジックというものではない。確かにここに自分はいたんだ、という安堵感、そしてその時の自分と比べて今の自分は堕落していないかという反省のような気持になる。

卒業以来日々の生活の忙しさに追われ、言いかえると時間に流され、母校の存在すらも忘れてしまう。しかし今一度校舎を眺めれば、自分の人格形成にはこの場所が確実に影響を持ったのだと思うと、とても大事なところに思えてくる。つまり自分という人格が存在する限り、母校は自分の中にある。母校から逃れることはできない。すなわち永遠だ。

今日卒業する生徒たちにはまだこのことばの深い意味は分からないだろうが、いつかきっと気づいて、母校を誇りに感じてほしいと思った。


出たぁーっ!

今年のとある私立高校の英語の入試問題、直前に塾でやったテスト会の長文問題と同じものが出たらしい。受験生みんなびっくり。深読みして「高校となんか関係あんのか?」と、とんでもないことを言うやつもいた。ひとつひとつの設問は違うものもあったようだが、最後のオチを問うような設問は同じだったようで、そりゃ答えられますわな。

入試直前やることをやった後は神頼みというか、「同じ問題出てくれへんかなー」となるのは昔も今も同じこと。皆さんも経験があるでしょう。送り出す方としても「同じ問題出てくれへんかなー」。でもなかなか「当てる」までは行きません。

出題者としてはこのような状況は避けたいところだろうが、こちらとしてもいろんな学校の過去問を調べ、入試問題としておもしろそうなもの、出そうなものを編集してテキストやテスト会で使用する。多分高校の先生も同じようにして入試問題としておもしろそうな題材を探しているんだろう。やはりそうするとかぶりが生じてしまう。過去にも何回か同じ問題が出てきたことがあった。(過去ブログ参照)

公立の前期選抜や中期選抜の共通問題でこのようなことが起これば大問題。ために府・市教委作成のオリジナル長文となる。でもこの長文、内容がちっともおもしろくないんですよね。

典型的なのが、「外国人の留学生が京都ににやって来て京都の文化や伝統工芸について聞かれたが知識もそして英語力もなかったので全然答えられなくって残念な思いをした。だから日本の文化をもっと勉強し、英語ももっと勉強したい。」みたいなー、価値観誘導型の問題。

英語を読んでわくわくし、もっと読みたいと思わせないと英語そのものに興味をなくしてしまうと思う。英語で読んで感心したり、笑ったり、目がうるんできたらそれが英語を読めていることだよと授業でも教えている。

だから京都の共通問題を教材に使うことは、ない。

とは言え、中期選抜対策としては過去問をやらざるを得ない。教える方にとっても教わる方にとっても、ほんとおもしろくないんですよねっ!

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1月26日は大阪桐蔭高等学校の卒業式に来賓として呼んでいただいた。もう30年近く参加していることになるんじゃなかろうか。ありがたいことだと思っている。

今年は春夏連覇のメンバーでかつドラフトでプロ野球入りする選手が4人もいたので、中田選手や藤波選手の時もそうであったように、報道陣が山盛りだった。お目当ての選手の一挙手一投足を逃すまいとフラッシュがたかれる。スターってやっぱりすごいもんだなと感心する。目の前を卒業生代表として根尾選手が通過するが、私には普通の高校生にしか見えない。体もそんなに大きくないし。でもこの3年間はすごく努力しあの偉業を成し遂げたんだと思うと、凜々しく見えた。

物々しい報道陣とは関係なしに卒業式は粛々と進む。答辞もよく考えられており控えめな口調であったが学校、先生、家族、同級生、周りのすべての人たちへの感謝の気持ちが素直に表現されており、聞いていて気持ちの良いものだった。また将来の社会貢献への志ものべていて、真の進学校と言うならば卒業生にはそうあって欲しいと思った。

退場の際にはクラスごとで全員起立し声を一つにして感謝の言葉を述べる。女の子たちは目も鼻も真っ赤だ。最後は居並ぶ先生方の前を通って式場を後にする。先生方は最後の一人が退場するまで大きく強く平等に拍手を続ける。その気持ち私にはよく分かる。

卒業式が終わっても入試はこれからが本番。皆さんの健闘ををお祈りします。