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先生、塾でやったのが出たよ!

私立高校入試も終了し、今日で公立高校前期選抜も終了。私立はおかげさまで全員合格! 公立前期選抜は2月24日が合格発表。この合格発表、昨年までは一人一人校長室に呼ばれて結果を告げられるというものであったが、今年からは受験校で掲示されるらしい。 入試制度が変わったための変更だろうが、刑事裁判で被告人に判決を言い渡すような以前のやり方がそもそもおかしいのであって、変更は当然であろう。 それはそうと、前期選抜を終えた塾生が「 先生、塾でやったのが出たよ! 」とうれしそうに伝えてくれる。 塾でやった問題が本番ででるかどうかは私の密かな楽しみ。 「今年はこれだ!」と的中させる訳ではないが、中3の夏休み以降に使用するオリジナルテキストは、各科目の先生が過去の入試問題からまた出そうな問題を選んで作成している。高校の入試問題を担当する先生もいろんな所の過去問を参考にしながら多分作問するのだろう。「良問」を選べば自ずと重なってくる。 私は英語担当だが、過去何回も当たったことはある。だから授業でオリジナルテキストをやるときも、このテキストと同じ問題が何度も出題されているので、しっかりとやってこいと指示している。 さて今日の「 出たよ! 」だが西京エンタープライジングの英語の長文②の問題。今年からテスト問題を回収しなくなったようで見せてもらうことができた。確かに塾でやった問題がそのものズバリ!本人も驚いたらしい。 でどこの過去問か? 同じ京都市立の堀川高校の2006年の問題。文章は若干変更してあり設問は違うが、少し哲学的な意味合いも含む文章なので、内容を知っているといないとでは大違いだと思う。 たまたま同じだったということもあるのでとやかく言えないが、少し気になるのは同じ京都市立高校であったということ。気の利いた塾の先生ならば、市教委間で先生の移動があるならば、堀川、西京はひょっとして似たような問題が出るかも、と推測し対策を練るはず。それをはずしてこそ作問のエキスパートでしょう。まるっきり同じとは少し脇が甘いのでは…北海道の学校と鹿児島の学校がたまたま同じというのと、意味が違うでしょ。 それとも以前堀川で作問した先生が、手を抜いてほとぼりが冷めた自作の過去の問題を焼き直したんじゃないでしょうね。あっ、この発言は取り消します。書いたままですが。