春恒例、山城通学圏普通科中期選抜回し合格相関表です。
第1順位出願時点で南陽、西城陽、城陽、木津、京都八幡の5校、つまり普通科10校の半数が定員割れ。最終的には南陽、木津、京都八幡の3校が定員割れとなった。南陽の定員割れはわずか4名だがトップ校(この言葉はもはや不適切かもしれませんが)としては悲しい数字だ。今年も城南菱創から南陽への回し合格者が出ている。私は城南菱創は数字上、見かけ上のトップ校だと言っていたが、数年も続けば実質的にもトップ校になってしまったかもしれない。
それにしても木津(30名)、京都八幡(56名)の定員割れはもう悲惨(失礼)と言うしかない。学校説明会や授業見学などでも先生方みなさん一生懸命で悪い印象はないのですが、なぜか集まらない。
京都八幡の合格発表はこの4名だけです。 あまりにもサミシイ。 |
一つには私学指向が今年は特に強かったかなと思う。地元の中学校も私立進学者が多かったようだ。楽しい学校生活、指定校の多さ、修学支援金の後押し。この3点セットで攻めてこられると特徴のない平凡な公立はちょっとつらいでしょうか。
それともそもそもが公立の定員が多すぎるのかもしれない。どこかの学校に受験者が偏れば即他校が定員割れを起こす宿命。そして今年はとくに地方統一選挙の年。業界の噂では選挙の年には公立は不合格者を出すなとの暗黙のルールががあるらしい。あくまでも噂ですよ。
まあなんだかんだで今年の受験はこれでおしまい。
うちの学園生はおかげさまで中期選抜は全員第1順位で合格。南陽受験者も定員割れでなくても当然合格できるだけの高得点で合格してました。名誉のために一言。