23日は開明中学校・高等学校の塾対象説明会。今春の中学入試で「開明の一人勝ち」と言われるほど出願者を集めた。その数2041名!。当初の定員で合格者を切れば、来年はその報復、あっ違う、反動が怖い。5クラス募集のところ急遽2クラス増の7クラスで入学者を迎え入れたとのこと。 「従って受験者は増えたが難化はしていません。来年もどうぞよろしく。」と如才ない営業。受験しなかった分の受験料の返金や、併願者の納付金の返還制度など家庭に負担を掛けない細かな心配りも開明人気の一つか。 新校舎。保護者が気にする飲み屋街を通っての通学路と古い校舎のうち、一つが解消された。 開明とは校名がまだ大阪貿易学院高等学校(この名前を知っている人も少なくなってきたでしょうね)の時からのお付き合い。開塾したてのほんの小さな塾にわざわざ教頭先生が学校案内やポスターを持ってきてくれた。 当時、塾は私学からはまだまだ下に見られていた時代で、学校が塾訪問するなんてことはあまりなかった。私たちよりもずっと年配の教頭先生にていねいな言葉で接していただき恐縮したものだ。 大阪貿易学院はその頃底辺校(失礼)から進学校への脱却を図っており、その営業の一環だと言えばそれまでだが、それを超えてすごく熱心でまじめな学校だという印象を持った。 就学支援金の関係で府をまたいでの進学が減ったため、最近はうちからの高校受験生は少なくなったが、毎年中学受験では必ず志望校として名前が挙がる。入学者の学力は伸びたという印象があり、また保護者からも不満を聞いたことはないかな。 あくまでも正攻法で学力を伸ばす。説明も分かりやすかった。 今日の説明も大げさな言葉を使うことなく、日々どのような理念のもと生徒を指導しているかを話される。行事一つ一つに対しても、何の目的で、そして生徒たちの反応はどうであったかの報告。大学進学実績の報告も分析的でかつていねい。今年は国公立大学への進学者率は飛躍的に伸びて73%となった。現役に限れば55%だが、これは公立国立も含めた大阪のすべての高校の中でトップらしい。 右肩上がりのグラフにさらに矢印をつけてもいいような状況だが、まだまだ目標として宣言した数字にはなっていません。さらに努力をし、塾の先生方の期待に応えられる学校にしま
大住学園、吉川学園長の言いたい放題。 塾もいろいろ、学校もいろいろ!