城南菱創から南陽へ、東宇治から莵道へと下克上回しが生じています。 |
ご無沙汰しています。
あっという間の1年、あっという間の新相関表です。
そしてあっという結果。
山城通学圏のトップ校南陽、2.5番手校莵道、3番手校西城陽が定員割れをおこし全員合格。これではもはや選抜試験とは言えないでしょう。莵道、西城陽に至っては競争倍率が第1順位ステップ1の85%を切ったため出願締め切り時点で全員合格が確定。
そりゃ皆さん志望校合格をを目指してがんばってきた上での出願、合格なので何の問題もないのですが、これでは「めでたさも中くらいなり、おらが春」状態。新聞の見出し風に書けば「春の日差しを受けて歓声にわく公立高校中期選抜合格発表!」とでもなるのでしょうが、雰囲気は「合格の確認」状況。なんだかなぁ…。人生の節目、爆発的な喜びを経験してほしかったな。
一方、前期選抜ではどの学校も不合格者が大量に出る。合格者が、多くの不合格者に気を遣って自分だけが喜べない状況らしい。その不合格者が中期選抜で再チャレンジすれば定員割れで全員合格。
京都府教委さん、いったい何がしたいの?
と、かねてより批判してきたが、一介の塾の先生が言うことなんぞに聞く耳持たんでしょうね。入試制度に構造上の問題がありというより、府教委に構造上の問題ありなんでしょうか…。
そもそも教育委員会って民主的な運営、すなわち府民の直接的なコントロールがなされているんでしょうか?そして、府議会議員も選挙権のない15歳には関心がないんでしょうね。一番身近な教育が伏魔殿とはいかがなものなんでしょうか?
さて、わが学園は中期選抜全員第1順位で合格。定員割れどうこうでなくその子にふさわしい学校選びをした結果なので、万々歳。
でもチラシに「南陽、莵道、西城陽全員合格!」って書いても同業者から「当たり前やろー」と突っ込まれそうな気がする。とは言え「めでたさも中くらいなり、おらが春」とは書けんしなー