3月から6月まで振り返ればあっという間だったが、いろいろ決断を迫られることも多かった。
休講にするか継続実施か、オンライン授業は可能か、保護者面談は可能か、高校受験指導会や個別相談会等のイベントは実施できるのか、新入園生募集をいつ再開するか…等々。
(申し訳ありません。7月12日開催予定の「中学・高校進学個別相談会」中止します。この場を借りてご報告します。)
そうこうしてる間に夏期講習をどうするのかの時期になってしまった。京田辺市、八幡市とも小中学校とも夏休みは大幅に短縮される。特に中学高校受験生ともこの期間に勉強量を大幅に増やし2学期に弾みをつけるというのがいつもの段取りなんだが、十分な時間が取れるかは難しそうだ。
中学高校受験生たちもいつもならオープンキャンパスや学校説明会に参加し受験に向けて徐々にモチベーションを上げていくのだが、今年はほとんどがキャンセルとなりメリハリのない状態になっている。それに模擬試験も会場受験がなくなり「おうち受験」(五ツ木書房。分かりやすいネーミング!)となりますます緊張感がなくなってしまう。
でもそれをどう立て直して行くかも私たちの仕事、と思えばマスクのせいで息切れしながらも情熱的に教えていくしかありません。
ところで毎年この時期から実施される塾対象説明会もほとんどがキャンセルとなった。対応は学校によって様々で準備していた資料をそのまま郵送してくるところもあれば、急遽WEBによるオンライン塾説に変更した学校もある。そのWEBもライブによる双方向のもの、ただの動画配信のものもある。
私は塾説は正確な情報の入手の機会であると共に、先生方の本気度を体感する場とも思ってきた。やる気があるな、ここ大丈夫かいな、元気ないぞ、ということが自ずと分かる。それにはやはり会場で生で聞かないと…と思っていたが、WEB塾説なかなか具合がよろしい。
動画配信の塾説は自分の都合のいい時間に視聴できるし、また聞き逃しても聞き直すことができる。また画面を止めてデータもしっかり見ることができる。今までもしっかり聞いていたつもりだが、実は適当に流して聞いていたかもと今さらながら気づいた。
それに京田辺市八幡市から京都市内に行くのは正直言えば結構な負担だった。
毎年8月下旬からは塾説が目白押しで塾説が重なる場合も結構あるが動画配信ならばこれも解消される。負担と重なりがなくなってより多くの学校の説明が聞ける。ただ本音というか微妙なアヤが伝わりにくいというもどかしさは出てくるかも。
動画の中である先生がコロナ後は様々なところで大きな変化が生じるでしょう、と言っていた。なるほど。今までありそうでなかった動画配信の塾説、主流になるかもしれません。
そしてなりよりも、私のイヤミな質問も受けなくて済むので、学校側にとって都合がいいかも!