ご無沙汰しています。
春恒例山城通学圏公立高校普通科中期選抜結果です。
なんと10校中6校が定員割れ。京都八幡にいたっては90名の募集定員に対し第1順位希望者がわずか3名、最終合格者は城南菱創からの回し合格1名を加えても4名の合格者。86名の定員割れとなる。
2020年度の京都府南部私立高等学校33校の初年度の授業料・入学金・その他の納付金平均金額は868,558円なので京都八幡は7,500万円の収入減となり、私立ならば管理職の責任が問われるレベル。先生は皆さん熱心なんですがねぇ。
私学から受験生を取り戻す努力は必要だが、もはや構造的な問題になっているような気がする。簡単な話公立高校の定員が多すぎる。個々の学校に適正規模というものがあるならば学校数が多すぎるということ。しかし学校の統廃合は複雑微妙なパワーバランスの中での闘争となり、そう簡単にはいかない。定員減でさえも府会議員の選挙の年には実施されない、というのが都市伝説。
で抜本的な改革はないままにしばらくはこのままか。私企業じゃないのでつぶれませんものね。