2016年3月16日水曜日

春恒例、2016年山城通学圏中期選抜合格者相関表

お待ちかね山城通学圏普通科中期選抜回し合格相関表です。

第1順位出願時点で東宇治、莵道、西城陽、京都八幡が定員割れ。城陽、田辺はちょうど1倍。
昨年大幅定員割れした南陽は1.25倍と高倍率。一方昨年1.35倍だった京都八幡は0.82倍。広報の努力の違いが…な訳がない。南陽も京都八幡の先生方も、結構頑張っていましたよ。

やはり隔年現象なのでしょう。上がれば下がり、下がれば上がる。分かっていてもなかなかこの単純な法則からは抜け出せないのが人間の性なんでしょうか。

南陽、城南菱創、久御山が第2順位回し合格者生産校で、他の学校はその回し合格者の玉突きで他校に回っている様子が読み取れます。

回し合格制度のおかげで南陽の不合格者57人の内36人は、他の公立高校に進学できたのでその生徒たちにとってはありがたいことでしょうが、玉突きで行きたい学校からはじかれた生徒のことはどう考えているのでしょうか。そりゃ入試で負けたのだから仕方がないと言うのでしょうね。

それなら南陽を不合格になった受験生も同じことで入試で負けたのだから不合格になってもいいはず。つまりは少しでも学力のある生徒を公立に残すシステムだと私は感じるのです。

しかしながら南陽不合格者の内21人は第2順位の公立を希望せず併願私学に回っている生徒も結構いるはずです。じゃ、ますますこの制度の意味が分からなくなります。

ただ一つおもしろい点があるとすればこの表が作成でき、学校のランキングが明確になる点でしょうか…

わーっ、怒られそう!
(注)府教委の合格者数と集計による合格者数とに差があるのは、たとえば京都市内の専門学科を第1順位にし、山城 通学圏の普通科を第2順位にした場合、山城通学圏の合格発表を見るだけでは捕捉できないからです
南陽の合格発表掲示板。受験番号が抜けていたり第2順位の学校名が結構あります。

春恒例、2024年山城通学圏普通科中期選抜回し合格相関図

  春恒例、2024年山城通学圏普通科中期選抜回し合格相関図です。 昨年度とほぼ同様に上位校(大住学園が考える難易度順)からきれいに他校へと回っています(横方向)。そして第2順位への出願の仕方も一つ飛ばしで選択するのが確立したようです。城南菱創⇒西城陽、西城陽⇒久御山など。 が、...