いやはや |
9月16日は京都橘の塾説明会。
道路沿いのフェンスには予備校または塾かと思われるような大学進学実績の看板。確かに今年は大躍進と言える。この学校明るく楽しそうで雰囲気はいいのだが、進学実績もう一踏ん張りして欲しいなと言うのが業界での評価だった。言い方を変えれば楽しいだけではねぇ、ということ。
国公立大学89名、関関同立157名と昨年度と比べて大幅増加。少し頼んなかった中学からの入学生もしっかりと実績に絡んできている。
中学も高校も入試時点で大きな変化はなかったはずなのでうまく伸ばせたんでしょう。やりゃあできるじゃないですか。(失礼)
30分にもわたる大熱弁でした! |
新任校長の挨拶はなかなか熱かった。挨拶専用にパワーポイントの資料を作成し、自分の経歴紹介から始まり自分の理念を語る。保健体育の教諭出身なので体育会系のにおいがプンプンするが、個人の能力とは別に集団の向上心がやる気を下支えし、それがまた個人の能力を引き上げてくれる、という説明は納得できる。塾でも人の足を引っ張るようなことなく、みんなが前向きに受験に取り組んでくれる学年はやはり進学実績はよくなる。
いい進学校、いい進学塾というのはこの雰囲気作りができているところなんでしょう。
ただ、もし集団の力を強調するあまり全体主義的な発想になるならば、私は好まない。中学校の時にやたらと連帯責任を連発する先生がいたなー。自分の教師としてのリーダシップのなさを、生徒に責任転嫁していたとしか思えない。まあ、古い時代の話ですが。
説明会終了後、授業見学。高3の卒園生と廊下でばったり出会う。こちらが恥ずかしくなるくらいはしゃいでくれた。国公立看護系を目指して頑張っているらしい。頑張ってください。
皆さん落ち着いて授業を聞いている。何か清潔感すら感じられる。これもいい雰囲気ということなのでしょうか。