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カラスといっしょに帰りましょ

 9月2日は京都成章の塾対象説明会。

ここの塾説は校長が挨拶から説明までひとりで取り仕切っていた。

内容は常に簡にして要を得たもの。成章が目指すものは何でそのために何をしているか、生徒募集はこの方針で行きます、と常に現実路線の話しをされる。高邁なる理念を掲げて(それ自体はいいとしても)足下見えてないじゃないの、の学校と比べると非常に分かりやすい。大学行きたきゃウチんとこへ来い、だ。

しかし今年は様子が異なっていて、何か引き継ぎ式のような感じ。「職を辞することにしました。」との文言はなかったものの、世代交代を示唆する発言が多かった。今日の説明会も今までとやり方が変わり、入試広報部長やら教頭が出てきて説明をする。

11年務めたカリスマ校長の後、そりゃやりにくいでしょう。こちらが不安になるぐらいお二方とも緊張していた。多分この教頭が次期校長になるのだろうが、デビュー戦もっとファイトして欲しかったな。

新体制になるのに合わせて大きな変化があった。完全下校時間がなかった、つまり勉強したきゃ最終バス、最終電車まで残ってもかまわない、から、完全下校午後5時30分へ!こりゃまた極端な変更だ。理由は「生徒や教員の安全、健康を守る」ことにあるらしい。まあ生徒については文字通り安全、健康だろうが、教員については結局働き方改革なんでしょうね。

学校にいる時間が短くなってもICT(Information and Communication Technology 日本語で言えば情報通信技術)、の活用により十分カバーできると。すでにコロナの影響による休校中も十分に機能したとも説明される。

ICTは時代の流れというかキャッチフレーズというか各学校触れないわけにはいかないらしく、この秋の説明会でも何度も耳にした。でも学習に便利なことは認めるがそれで教育の質的な変化があるようには思えない。それに同じようソフトを各校が使えば特徴がなくなってしまう。

遅くまで教室の明かりがともり、とことん先生がつきあってくれた「不夜城」呼ばれた学校。ICTでカラスといっしょに帰りましょう、では、成章の面倒見の良さを伝えにくくなってしまいます。



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