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校長三題

11日(月)は堀川高校の塾対象説明会。もはや完成の域に入ったと言うか、不動の地位を築いてしまったと言うか、内容的に目新しいことはない。多くの生徒が塾や予備校に通っているがそれには触れずに、「自立した18歳」の完成を標榜する手法も同じ。

出席者の皆さんの最大の関心事はあのカリスマ校長から新校長に変わった事でしょう。さて学校経営に変化はあるのか?

結論から言えば前校長からの踏襲。「前校長」という言葉が不適切なら、堀川アイデンティティの継承と言うべきか。つまり破綻のない説明だった。

しかしカリスマって恐ろしいもんですなぁ。「ここのとこは去年こんな言い方で、うまく聞き手を引きつけたよなぁ…」などととついつい比較してしまったり、途中で何か荒瀬前校長の声が聞こえてきたりした。

似たような状況があったような…。そうか!橋下徹前阪府知事と松井一郎現知事だ!

12日(火)は午前中は京都聖母、午後からは立命館宇治の説明会。

京都聖母、教務力もしっかりしているいい学校と思っていたが、世情に疎いというか、上から目線というか生徒募集がうまくいっていなかった。そしてこのようなときにおきまりの内部のごたごた。デフレスパイラルの臨界点間近。ここ数年塾対象説明会に出席しても面白くなかった。

しかし今日は何か雰囲気が違う。一つは完全V字回復と言えないまでも今春の募集は良かったようだ。また今までは「聖母ブランド」が邪魔をしてできなかったような事を現校長が次々に実行される。「午後入試」なんぞは以前の執行部では「はしたない」と言って踏み込めなかったでしょうね。また来年からはあの伝統の制服も変わるらしい。

放っておいても収束するなら、なんでもできると言えば乱暴すぎるが、聖母も「清濁併せ呑む」の校長にやっとなったわけだ。変えるぞ、変わるぞという雰囲気が本当によく伝わってきた。

立命館宇治はさらに一層英語教育に力を入れるというか、グローバリゼーションを学校の特徴にする方向で話が進む。パナソニックは大卒新規採用の80%近くが外国人らしい。このような時代にあって…と話しは続く。国公立進学実績などというチマチマした時代ではもはやないらしい。

なるほどなと思う。数年前に先物買いとして実施校の認定を受けた「国際バカロレア ディプロマプログラム」も時流にのったようで、次代の国際人は立宇治から、とでも言うような説明会だった。

とどめは新校長が外国人(どこの国か書くべきだろうが聞き逃した!)になった。口の悪い私は「お飾りか?」と思わず質問してしまったが、在日20年の立命館大学教授で関西弁もしゃべるらしく、しっかりと校長を勤められているらしい。ウーン、人選としては完璧だ!

後半は入試センター長による来年度募集の地べたをはうような話し。この部分はあまりにも日本的すぎる!


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