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2016年塾説シーズンイン。ノートルダム女学院から。

5月上旬より来年度入試に向けての塾対象説明会が始まる。この時期は大学進学実績の報告,中学入試、高校入試の結果報告、在校生の現状報告というのが定番。来年度の入試に付いての詳細は秋の塾対象説明会のコンテンツ。

それならば秋に一括して説明すればお互い手間と時間と費用も省けるというものだが、人間社会、そう合理だけで成り立っている訳ではない。話しを聞く回数が多ければやはりその学校の情報は多くインプットされる。もっと分かりやすく言えば衰えた脳でも忘れにくい!

相手も分かっているからお彼岸じゃないが春秋2回実施がなかなか減らない。

まあ、お世話になっている先生方に会うことは嫌じゃないので楽しんではいますが。

さてすでに数校の塾説に出席したがいい意味で印象に残ったのが(悪い意味で印象に残ったのは後日)ノートルダム女学院。今年から立ち上がった「グローバルイングリッシュコース」の授業を見学する。

"LiD"="Learning in Depth" 訳せば「深掘りして学ぶ」となるのだろうか。中1から1人ひとりがそれぞれのテーマ、例えば”Japanese History”を掲げ、それについて調べながら内容を英語に直し、数人のチームの中でそれぞれのテーマを発表し合う。最終的には英語でのやりとりになるんでしょうね。

LiD Workのサンプル。調べたことを英語で表現しこれを継続、深化させていく。
同じテーマならば生徒間で強弱がが付くかも知れないが、1人1人のテーマが違うので1人1人がエキスパートとなれる。引っ込み思案な子でも、自信が持てるかも知れない。調べて発表。今望まれている"Active Learning"にもつながる。

ネイティブの先生がつきっきりで、あちこちのチームから声がかかっていた。

まず公立の授業では絶対あり得ない。それと他の私学でも同じようなグローバルを冠した名称で英語教育に力を入れてますよという学校はあるが、ちょっと先を行ってるかなという印象を持った。英語の実力は確実に伸びると私は思う。

塾説の合間に今年は「和中庵」というノートルダムの原点とでもいう建物を見学する。戦後4人のシスターが日本に布教のためにやってきたとき、近江商人の藤井彦四郎という豪商が寄付したらしい。この建物がなければ今のノートルダムは存在しないことになる。長い間そのシスターの住居でありまた修道院でもあった。

栗本校長の案内付きでした。秋は後ろの木々が真っ赤に染まるんでしょうね。
シスターも去り老朽化が進み取り壊しの運命にあったが今の校長の努力により修復保存となったらしい。

拝見させていただいて、関係者じゃない私でも保存は正解であったと思う。

東山自体を庭園のように取り込んだ風景はその美しさに驚くとともにしばらくすれば何とも心が安らぐ。この建物から校舎を見れば先人たちの苦労が偲ばれる。

和中庵から見る校舎
今年は京都精華女子、来年は大阪聖母女学院、聖母被昇天学院が共学化される。共学化の第2波がやってきているのだろうか。ノートルダム女学院は女子の宗教校として頑張ってもらいたいと思うのだが…




「桜ホール」


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