9月の塾対象説明会は大谷、京都聖母から始まった。大谷は新装なったホールでの対面形式、聖母はオンラインの説明会でしばらくはアップされるみたい。
大谷高校、今年も志願者は3千人超えの3344人。東洋大学附属姫路の3455人にはあと少し及ばなかったが堂々の関西2位の数字。悪い意味ではなくなぜここまで集められるのか実はよく分からない。
子供たちが楽しく学んでいる学校、クラブ活動が盛んな学校、とはよく言われるが、そんな学校他にもある。募集でがつがつ、なりふり構わず、かと言えばそんな感じもしない。ただ尋ねたことには誠実に対応してもらえる。でもこれだって親切な学校は他にもある。
今年は大学の進学実績が飛躍的に伸び80名と倍増。でも裏を返せば「今まで何してたん」ということ。これはこの学校に対するよく聞かれる批判。
今日の説明会も特に上手だとは思わない。何でもかんでも知ってもらいたいとの気持ちが先立って網羅的になりすぎ。焦点がぼやけて分かりづらい。しかしいいように解釈すれば、誠心誠意、熱心なんだろう。
つまりこの誠心誠意なんでしょうね、大谷の人気は。確信的とは言えないけれど、任せても大丈夫だろうというまったりとした信頼感がある。
校長の話も学校の日常でのちょっとした出来事の中から感じたことを話される。根底には学校は生徒たちのもの、子供たち人生にとって大事な場であるとの思いが感じられる。
そのため学校は謙虚でなければならないということなんだろう。確かに学校の存在自体が目的化してしまうならば、それはもはや学びの場ではない。建物である。
学校は学ぶことの喜びを知り、また目標に向かって耐えることのできる自分を築き上げる場であり、決して単に情報をインプット、アウトプットする場ではない、と。抑えた口調には真実味がある。
いやー、やっぱりなんか信頼してしまいますよね。このへんが大谷の人気の原因でしょうか。
(あくまでも個人の感想であり、効果を保証するものではありません。)
新築の体育館。公式戦もできるようです。
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