コロナを機会にオンラインによる塾対象説明会が始まった。考えてみれば今まであっても良さそうなものだが、なかったですね。
今まで通りの 対面式の塾説も出来不出来があるように、オンラインもやはり出来不出来というか準備不足、または見る人の立場に立ってつくられていないものがある。
資金力の違いなんでしょうか、立命館宇治のZoomによる説明はよくできていてストレスなく見ることができた。
新任の外国人の校長挨拶は壇上の姿をライブで写し、どんな人物なのかをしっかりと見せてくれる。塾と学校との連携をしっかりと、と日本文化を理解していらっしゃる。
また詳細について説明するときは文字やグラフが画面一杯に大きく出るが、説明者をワイプ(小窓)で抜いて見せてくれるので、ああここは強調したいんだなとかの表情が分かってオンラインながら臨場感がある。最後にオンラインで質疑応答もできるのも便利。
内容は同志社香里と同様、ここもしっかりと大学系列校ならではの教育を強調される。でもちょっと上から目線の話し方が気になる。いいことやってんなら中学の偏差値もうちょっと上がるはずなんだがなぁ。
奈良学園登美ヶ丘のオンラインは素人に産毛が生えた程度のレベル。時間になってんのに画面に天井映っててどうするの!説明の間もマイクに雑音が入って気になる。
大学進学実績は生徒数の割には濃い内容となっているのは結構なこと。でも小学校から上がってくる子たちの扱いが、ありがたいのかじゃまなのか、なんか中途半端な感じがする。
聖母女学院はライブでなく収録されたものをオンラインで流す。
オーストラリア出身の校長はの日本語の字幕入りで英語で話す。おい、日本語しゃべれるはずだろ!英語で話して煙に巻くのは素人相手にしてほしい。こちらはあなたの日本における本気具合を知りたいわけ。自分が経営している英語学校のHPでは上手に日本語で話しているでしょ。
内容については資料が大写しになり声が聞こえるだけ。それも朗読調で。それだったら資料郵送してくれたら自分で読むし。
塾対象説明会は塾に対する情報の提供であると共に、塾の先生の口を通して自校の良さを保護者にアピールする場でもある。対面でないからこそもっと工夫して印象に残るようにして欲しいな。
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