2024年3月18日月曜日

春恒例、2024年山城通学圏普通科中期選抜回し合格相関図

 



春恒例、2024年山城通学圏普通科中期選抜回し合格相関図です。

昨年度とほぼ同様に上位校(大住学園が考える難易度順)からきれいに他校へと回っています(横方向)。そして第2順位への出願の仕方も一つ飛ばしで選択するのが確立したようです。城南菱創⇒西城陽、西城陽⇒久御山など。

が、しかし、こんなこといつまでやってんのかいな、がそもそもの話し。

前期選抜で山盛り不合格にしておいて、中期選抜でトップ校の城南菱創以外、常に定員割れのおそれ。

高校側にしても受験生側にしてもその問題点一杯の入試制度なのにちっとも変わらない。

受験生も親も不満はあるんだろうが受験が終われば、「済んだことだし」の世界。校長連中は「個人的には問題を感じるが教育委員会が決めることだし」の世界。こりゃ確かにいつまでたっても変わりませんな。

しかしさすがに今年は2年続きで府下全域の中期選抜の倍率が1倍を切ったので京都新聞が問題にしていた。いわく「多様な選択の形骸化」。

そもそもが入試の機会を増やすことで子供たちの公立進学の機会を増やすことにあったと思うが、私立人気の今大きなお世話状態。京都八幡普通科は8名の受験者のみ。他校からの回し合格を入れても12名。大阪ならとっくに統廃合になっている。ここまで来たら子供のためか大人の事情か分からない。

とは言え、来年は少しぐらいは変化はあるのでしょうか?少し触ってより複雑になるだけだったりして…

2023年3月26日日曜日

あんたら何を学んできたん?

 大阪へ行った帰りの学研都市線。選んだわけではないけれど優先座席の前。すでに座っている若者が少しだけ左に譲れば十分に座れる。さて動いてくれるかと思えばまったく気づかずボーっとしている。私が座らなかったその中途半端な隙間に私の前を滑り込むようにして別の若者が座った。

なんなんだこいつらっ!若者としての矜持はないのか。たぶん矜持も読めないし意味も分からんだろうが。

次の駅で老人がその前に立つ。左から最初のボーッとした若者男性A、滑り込み男性B、元からいた40代男性C、二十歳前後の女性D。しばらくの間誰もその老人に席を譲ろうとしない。たまりかねた老人が「私は80歳なんですが」と声を荒げることもなく穏やかにに語りかける。

さて誰が立つか?

ちょっと間をおいて席を譲ったのが40代の男性C。残りの二十歳前後の3人は知らんぷり。

親のしつけがまずありきだろうが、これが日本の教育の結果かと思えばため息が出る。

塾は合格させてなんぼの仕事とこころえてはいるが、それでも受験勉強を通して身につけた学力と教養で社会に役立つ人、弱者に共感できる人になって欲しいと私は思っている。

座った老人が困ったもんですなと、私に目で訴えてこられる。私も2,3度頷きもう一度3人の若者をみた。

見ザル聞かザル言わザルやんか!

2023年3月17日金曜日

春恒例、2023年山城通学圏公立高校中期選抜結果

 お待たせしました。春恒例京都府山城通学圏公立高校回し合格相関表です。

今年はまんべんなく第2順位へと流れ、定員割れも1校だけで美しい相関表となりました。これが府教委の描いた理想の形。でも今年も京都八幡の定員割れはひどいですね。

西城陽が例年になく高倍率となり第1順位不合格者が多数出ています。こうなると怖いのが隔年現象。来年は確実に倍率は下がるでしょう。中身が評価されての高倍率なら来年も持ちこたえるでしょうが、何となくの高倍率はただ敬遠されるだけでしょう。

南陽も倍率が1.2倍前後になると次の年は必ず倍率が下がっています。下がると分かっていても避けたくなるのが人間心理。来年の受験生の皆さんはこの図をどう見ますか?











2023年1月14日土曜日

また今年も中学受験生を送り出す日

1月13日で中学受験コースの授業が終了。明日から今シーズン中学受験が始まる。

毎年この日は特別な日だ。最後の一言でもし頑張りにつながるならといろいろ考えてみるが,

いつもながらの「あわてず、あせらず、あきらめず」としか言葉が浮かばない。

でもそんな当たり前の言葉でも今日はみんな真剣なまなざしで聞いてくれる。いろいろあったが2年間、3年間、「合格」というゴールを目指して共に頑張ってきた信頼関係がこのまなざしと思えば、最後の授業は声がうわずってしまう。

「緊張してるかと?」と聞けば、はにかみながらウンと答える。適度な緊張はいい結果をもたらすと言って安心させる。「だってお前たちは普段の力を出せばみんな落ちるもの!」皮肉を言えば、みんな笑ってくれた。やっぱり私の教え子だ!

明日はプレッシャーに負けずプレッシャーを楽しむぐらい「あわてず、あせらず、あきらめず」で頑張ってほしい。


。 

2022年10月14日金曜日

久しぶりのレベルの低い塾対象説明会

 塾対象の説明会も終盤、というか私のスケジュールでは私学は昨日13日が最終日。

学校の情報をいろいろ収集し、塾生にミスマッチがないよう、そして保護者が納得のいくように伝えるのが私たちのつとめ。結構真剣勝負なんですよ。

それを理解してもらってか、最近の塾説は説明者のスキル、資料の作成とも精度が上がり、また在校生が学校生活の実際を説明してくれたりと安心して聞いていることが出来るようになった。

しっかし今日の学校は久しぶりイライラしたなぁ。

「校長が変われば学校も変わる」というふれこみでテコ入れするための新任校長だったのだろうが、公立中学か高校か知らんが、の校長をつとめ教育委員会にもつとめ系列大学にもつとめたという経歴披露だけで、「変わる」の内容が何も伝わってこない。変えるというなら、どこに問題と感じているのか、それがどこに起因するのか、だからどうすればいいのか、だから私はこうしたいと伝えるべきだろう。

スクリーンに映し出されたパワーポイントのスライドの在校生の様子ははみんなマスクをしていない。いつ作ったやつを使っとんねん。コロナ前やんけ!

そもそもパワーポイントと説明がかみ合っていない。ICTやらプレゼンテーションの能力のスキルアップを生徒に言う前にまず自分たちの能力を高めなさい。募集部の先生も怠慢だし、校長自体、自分で本当に伝えたいことがあれば自分でパワーポイントの一つぐらい作るやろ。なんの情熱、やる気も感じなかった。単なる天下り校長か?終わってるな!

時間もダラダラ40分近くも延長。ビジネス界では許されんぞ。どんなけ甘い考えしとんねん!

質疑応答の時間もあったが、今日は腰痛で元気が出なかった、というか質問する気さへおこらなったという方が正確か、で質問はしなかった。終了後、なんで吉川先生突っ込まへんかったのかと他塾の先生数名から突っ込まれる!なんでやねん!みんなイライラしてたんやろなぁ、と納得した。

でもそんな説明会に対し、素晴らしい説明会をありがとうございました、と本気で言ってる塾の先生がいた。こっちも終わっとんな!


2022年7月5日火曜日

公立トップ中学なら自覚を持て!


 7月3日は仲間の塾に協力をいただいて「第24回中学高校個別相談会」を開催。コロナ禍の中での実施。昨年に引き続き1部、2部と時間差をつけて密にならないように配慮した。来場者数は昨年とほぼ同様。密を避けると言いながらやっぱり主催者としては人数が気になる。

でも多けりゃ良しという発想との決別、動員を気にせず中身の充実ということが、ポストコロナ、ウイズコロナの社会になるんでしょうね。

おととしのコロナによる中止を除いて24回目。自分んで言うのもなんだがよく続けてこれtなと思う。最初に私学に依頼した時には「行ってあげる」感満載。公立なんか「お前ら勘違いしてるんちゃう」の世界。今では呼んでいただいてありがとうございます。性格の悪い私は、あちらに頭下げられるととても居心地が悪くなってしまう。でもご参加ありがとうございます。

そんな中で少し興奮するでき事があった。ある公立中学さんが無断欠席。すなわちすっぽかし。これは初めての出来事。こちらは細心の注意で準備。「会場の予約本当にできているんだろうか?」と直前に不安になり、確認の電話を入れたりすることもある。あと当日配布の文書にも誤植がないかと複数人でチェック。その他こまごましたこともチェック、チェック、チェック。

結構大変なんですよ。

でも参加校自身が見事にスコーンと忘れられてしまえば、なすすべはございません。

それよりその学校を目当てにご来場いただいた方々に本当に申し訳ない。皆さん本当に残念がって、いや、ご立腹されていました。私もきびしく叱責を受けました!なんでやねん!

この学校、自校開催の説明会は申込制ですぐ満席。それで今回の相談会に期待されてたのに裏切る結果。

コロナ禍で説明会、人数制限の申し込み制にするのは致し方ないとしても、保護者、受験生の要望があるならもっと回数を増やせばいいやん。コロナ禍を言い訳にした省力化ですか?それともプレミアム感出そうとの戦略ですか?

教育の独立とはいえもっとタックスペイヤーに誠実謙虚であってもいいのでは。

だいぶん評判落としたやろな~!



2022年6月9日木曜日

あなた方の神は細部に宿らないのだな

ただいま7月3日開催の「第24回中学・高校進学個別相談会」準備の真っ最中。各学校に参加以来の文書を出し、後援塾さんにも協力要請の文書、もちろん保護者にも案内の文書を作成する。そしてポスター、チラシも作成。

コロナ禍の中イベントの開催はいろいろ気を遣う。いや神経を擦り減らすと言っても過言ではない。無難を選んで何もしないことは簡単だが、そんな消極的なことではこれからますます困難になりつつある世の中に子供たちを送りだす大人として、責任を果たせているのかとも悩んでしまう。

不可能なことの言い訳を教えるよりも、可能にする前向きな試行錯誤を教えることが必要なのではなかろうか。

単なる塾のイベントではあるが、裏方ではこのように悩み、苦労していることに思いも致さず、期限内に出欠の回答もせずこちらからの確認の電話に対し、そっけなく「都合により参加できません。」と返事する学校があった。

おい、参加できないのは構わないが期日を過ぎてこちらが電話してやっと返事をするとはどういうことだ。あなたの学校では生徒への課題は期日を過ぎてもすべて許すのか?まあ生徒相手ならあなたたちの指導方針の勝手だ。でも大人の世界、ビジネスの話だぞ。何考えとんねん!学校の常識、世間の非常識の世界に新卒で就職して、謝り方も知らんのか!親方有名大学なら何してもええんかっ!そこに愛はあるんかっ!

どこの学校?CとEの間のinternationalな学校です。

今までも保護者が問い合わせをしても塩対応をされて志望校から外したという話もあった。体質は変わらんのでしょうね。それとこの学校、校長の存在がかなり希薄である。以前校長に塾対象説明会の実施を頼んだところ、私はいいが事務方がウンと言わないと言い訳していた。そこに校長はあるんかっ!

神は細部に宿るというが、神を信じる学校にしてはちょっと杜撰すぎやしませんか。

やってることに自信があるんなら中学入試日程初日をずらさずに解禁日で勝負してみろ!




春恒例、2024年山城通学圏普通科中期選抜回し合格相関図

  春恒例、2024年山城通学圏普通科中期選抜回し合格相関図です。 昨年度とほぼ同様に上位校(大住学園が考える難易度順)からきれいに他校へと回っています(横方向)。そして第2順位への出願の仕方も一つ飛ばしで選択するのが確立したようです。城南菱創⇒西城陽、西城陽⇒久御山など。 が、...