春恒例、2025年山城通学圏普通科中期選抜回し合格相関表
速報!
大住学園、吉川学園長の言いたい放題。 塾もいろいろ、学校もいろいろ!
昨年度とほぼ同様に上位校(大住学園が考える難易度順)からきれいに他校へと回っています(横方向)。そして第2順位への出願の仕方も一つ飛ばしで選択するのが確立したようです。城南菱創⇒西城陽、西城陽⇒久御山など。
が、しかし、こんなこといつまでやってんのかいな、がそもそもの話し。
前期選抜で山盛り不合格にしておいて、中期選抜でトップ校の城南菱創以外、常に定員割れのおそれ。
高校側にしても受験生側にしてもその問題点一杯の入試制度なのにちっとも変わらない。
受験生も親も不満はあるんだろうが受験が終われば、「済んだことだし」の世界。校長連中は「個人的には問題を感じるが教育委員会が決めることだし」の世界。こりゃ確かにいつまでたっても変わりませんな。
しかしさすがに今年は2年続きで府下全域の中期選抜の倍率が1倍を切ったので京都新聞が問題にしていた。いわく「多様な選択の形骸化」。
そもそもが入試の機会を増やすことで子供たちの公立進学の機会を増やすことにあったと思うが、私立人気の今大きなお世話状態。京都八幡普通科は8名の受験者のみ。他校からの回し合格を入れても12名。大阪ならとっくに統廃合になっている。ここまで来たら子供のためか大人の事情か分からない。
とは言え、来年は少しぐらいは変化はあるのでしょうか?少し触ってより複雑になるだけだったりして…
大阪へ行った帰りの学研都市線。選んだわけではないけれど優先座席の前。すでに座っている若者が少しだけ左に譲れば十分に座れる。さて動いてくれるかと思えばまったく気づかずボーっとしている。私が座らなかったその中途半端な隙間に私の前を滑り込むようにして別の若者が座った。
なんなんだこいつらっ!若者としての矜持はないのか。たぶん矜持も読めないし意味も分からんだろうが。
次の駅で老人がその前に立つ。左から最初のボーッとした若者男性A、滑り込み男性B、元からいた40代男性C、二十歳前後の女性D。しばらくの間誰もその老人に席を譲ろうとしない。たまりかねた老人が「私は80歳なんですが」と声を荒げることもなく穏やかにに語りかける。
さて誰が立つか?
ちょっと間をおいて席を譲ったのが40代の男性C。残りの二十歳前後の3人は知らんぷり。
親のしつけがまずありきだろうが、これが日本の教育の結果かと思えばため息が出る。
塾は合格させてなんぼの仕事とこころえてはいるが、それでも受験勉強を通して身につけた学力と教養で社会に役立つ人、弱者に共感できる人になって欲しいと私は思っている。
座った老人が困ったもんですなと、私に目で訴えてこられる。私も2,3度頷きもう一度3人の若者をみた。
見ザル聞かザル言わザルやんか!
お待たせしました。春恒例京都府山城通学圏公立高校回し合格相関表です。
今年はまんべんなく第2順位へと流れ、定員割れも1校だけで美しい相関表となりました。これが府教委の描いた理想の形。でも今年も京都八幡の定員割れはひどいですね。
西城陽が例年になく高倍率となり第1順位不合格者が多数出ています。こうなると怖いのが隔年現象。来年は確実に倍率は下がるでしょう。中身が評価されての高倍率なら来年も持ちこたえるでしょうが、何となくの高倍率はただ敬遠されるだけでしょう。
南陽も倍率が1.2倍前後になると次の年は必ず倍率が下がっています。下がると分かっていても避けたくなるのが人間心理。来年の受験生の皆さんはこの図をどう見ますか?
1月13日で中学受験コースの授業が終了。明日から今シーズン中学受験が始まる。
毎年この日は特別な日だ。最後の一言でもし頑張りにつながるならといろいろ考えてみるが,
いつもながらの「あわてず、あせらず、あきらめず」としか言葉が浮かばない。
でもそんな当たり前の言葉でも今日はみんな真剣なまなざしで聞いてくれる。いろいろあったが2年間、3年間、「合格」というゴールを目指して共に頑張ってきた信頼関係がこのまなざしと思えば、最後の授業は声がうわずってしまう。
「緊張してるかと?」と聞けば、はにかみながらウンと答える。適度な緊張はいい結果をもたらすと言って安心させる。「だってお前たちは普段の力を出せばみんな落ちるもの!」皮肉を言えば、みんな笑ってくれた。やっぱり私の教え子だ!
明日はプレッシャーに負けずプレッシャーを楽しむぐらい「あわてず、あせらず、あきらめず」で頑張ってほしい。
。
塾対象の説明会も終盤、というか私のスケジュールでは私学は昨日13日が最終日。
学校の情報をいろいろ収集し、塾生にミスマッチがないよう、そして保護者が納得のいくように伝えるのが私たちのつとめ。結構真剣勝負なんですよ。
それを理解してもらってか、最近の塾説は説明者のスキル、資料の作成とも精度が上がり、また在校生が学校生活の実際を説明してくれたりと安心して聞いていることが出来るようになった。
しっかし今日の学校は久しぶりイライラしたなぁ。
「校長が変われば学校も変わる」というふれこみでテコ入れするための新任校長だったのだろうが、公立中学か高校か知らんが、の校長をつとめ教育委員会にもつとめ系列大学にもつとめたという経歴披露だけで、「変わる」の内容が何も伝わってこない。変えるというなら、どこに問題と感じているのか、それがどこに起因するのか、だからどうすればいいのか、だから私はこうしたいと伝えるべきだろう。
スクリーンに映し出されたパワーポイントのスライドの在校生の様子ははみんなマスクをしていない。いつ作ったやつを使っとんねん。コロナ前やんけ!
そもそもパワーポイントと説明がかみ合っていない。ICTやらプレゼンテーションの能力のスキルアップを生徒に言う前にまず自分たちの能力を高めなさい。募集部の先生も怠慢だし、校長自体、自分で本当に伝えたいことがあれば自分でパワーポイントの一つぐらい作るやろ。なんの情熱、やる気も感じなかった。単なる天下り校長か?終わってるな!
時間もダラダラ40分近くも延長。ビジネス界では許されんぞ。どんなけ甘い考えしとんねん!
質疑応答の時間もあったが、今日は腰痛で元気が出なかった、というか質問する気さへおこらなったという方が正確か、で質問はしなかった。終了後、なんで吉川先生突っ込まへんかったのかと他塾の先生数名から突っ込まれる!なんでやねん!みんなイライラしてたんやろなぁ、と納得した。
でもそんな説明会に対し、素晴らしい説明会をありがとうございました、と本気で言ってる塾の先生がいた。こっちも終わっとんな!
でも多けりゃ良しという発想との決別、動員を気にせず中身の充実ということが、ポストコロナ、ウイズコロナの社会になるんでしょうね。
おととしのコロナによる中止を除いて24回目。自分んで言うのもなんだがよく続けてこれtなと思う。最初に私学に依頼した時には「行ってあげる」感満載。公立なんか「お前ら勘違いしてるんちゃう」の世界。今では呼んでいただいてありがとうございます。性格の悪い私は、あちらに頭下げられるととても居心地が悪くなってしまう。でもご参加ありがとうございます。
そんな中で少し興奮するでき事があった。ある公立中学さんが無断欠席。すなわちすっぽかし。これは初めての出来事。こちらは細心の注意で準備。「会場の予約本当にできているんだろうか?」と直前に不安になり、確認の電話を入れたりすることもある。あと当日配布の文書にも誤植がないかと複数人でチェック。その他こまごましたこともチェック、チェック、チェック。
結構大変なんですよ。
でも参加校自身が見事にスコーンと忘れられてしまえば、なすすべはございません。
それよりその学校を目当てにご来場いただいた方々に本当に申し訳ない。皆さん本当に残念がって、いや、ご立腹されていました。私もきびしく叱責を受けました!なんでやねん!この学校、自校開催の説明会は申込制ですぐ満席。それで今回の相談会に期待されてたのに裏切る結果。
コロナ禍で説明会、人数制限の申し込み制にするのは致し方ないとしても、保護者、受験生の要望があるならもっと回数を増やせばいいやん。コロナ禍を言い訳にした省力化ですか?それともプレミアム感出そうとの戦略ですか?
教育の独立とはいえもっとタックスペイヤーに誠実謙虚であってもいいのでは。
だいぶん評判落としたやろな~!