昨年度とほぼ同様に上位校(大住学園が考える難易度順)からきれいに他校へと回っています(横方向)。そして第2順位への出願の仕方も一つ飛ばしで選択するのが確立したようです。城南菱創⇒西城陽、西城陽⇒久御山など。
が、しかし、こんなこといつまでやってんのかいな、がそもそもの話し。
前期選抜で山盛り不合格にしておいて、中期選抜でトップ校の城南菱創以外、常に定員割れのおそれ。
高校側にしても受験生側にしてもその問題点一杯の入試制度なのにちっとも変わらない。
受験生も親も不満はあるんだろうが受験が終われば、「済んだことだし」の世界。校長連中は「個人的には問題を感じるが教育委員会が決めることだし」の世界。こりゃ確かにいつまでたっても変わりませんな。
しかしさすがに今年は2年続きで府下全域の中期選抜の倍率が1倍を切ったので京都新聞が問題にしていた。いわく「多様な選択の形骸化」。
そもそもが入試の機会を増やすことで子供たちの公立進学の機会を増やすことにあったと思うが、私立人気の今大きなお世話状態。京都八幡普通科は8名の受験者のみ。他校からの回し合格を入れても12名。大阪ならとっくに統廃合になっている。ここまで来たら子供のためか大人の事情か分からない。
とは言え、来年は少しぐらいは変化はあるのでしょうか?少し触ってより複雑になるだけだったりして…