2025年12月8日月曜日

中学校の進路指導

 中学校での高校進路相談も終盤に入っている。

毎年この時期、首をかしげざるを得ない指導をする先生がいる。その場にいたわけではないので保護者からの伝聞になるが、端的に言うと「どうせだめならもっとむずかしいところを受けたら?」はぁ~っ?ちょっと失礼すぎやしませんか。

これって指導って言えますか?ヤクザ者の博打の発想ですやん!本人、親の考えをしっかり聞いて、できるだけその希望に添ったアドバイスをするのが教師の誠意だと思うのですが…また志望校変更をすすめるにしてもていねいな説明をしてあげないと失望感を持ってしまうでしょう。

私立高校受験にはある程度の内申点の目安があって、その目安に則って単純作業で志望校を決めていくのでしょうね。その内申点を付けるのも自分たち。生殺与奪の権は我にあり!とでも思っていたらとても恐ろしい。またそんな状況なので保護者はわが子が不利益を被らないかと遠慮してしまう。この歯止めのなさが「学校の常識、世間の非常識」となる。

話しを聞けばまだ教師になって日の浅い先生らしい。そうであればこそ、もっと謙虚に様々なことを学んでいくべきでは。教室に入ってしまえば一国一城の主、の勘違いが視野狭窄を生んでしまう

そもそも先生には徒弟制度ってのはないのでしょうか?ベテランの先生が若い先生を教授法やクラス運営、進路指導を細かくアドバイスしないと、自分の思い込みで判断する怪物の様な先生ができてしまう。

教員のなり手が少なくなり教員採用試験の倍率は下降している。学力面での質の低下も心配だが、人格面での質の低下にまで及ぶなら深刻な問題となるでしょうな。


中学校の進路指導

 中学校での高校進路相談も終盤に入っている。 毎年この時期、首をかしげざるを得ない指導をする先生がいる。その場にいたわけではないので保護者からの伝聞になるが、端的に言うと「どうせだめならもっとむずかしいところを受けたら?」はぁ~っ?ちょっと失礼すぎやしませんか。 これって指導って...