3月の1日、2日は毎年新年度準備で休講としている。しかし事務所には出て、新年度のテキスト確認やら資料の整理、場合によっては建物のメンテナンス(自分で!)などを行っている。途中で入園の問い合わせなどもあったりして完全休業ということではない。
小学部中学受験コースは2月から新年度の授業が始まっているが、他は3月5日から新年度の授業が始まる。新中学1年生はまだ小6だが、一月早く中学内容の授業を受けてもらって、中学校の授業を安心して受けることができるようにとの配慮でもある。
その新中学1年生、英語の授業は毎年アルファベットの書き方から始めるのだが、内部生で小学英語を受講していた者はほとんど英検5級をとっているし、また書くことは中心でないにしても小学校でも英語を習っているので、今回思い切って入塾前宿題ということでペンマンシップを郵送した。さらにヘボン式のローマ字も覚えてくるようにと。
特に新入園生は驚くだろうな。「入る前から宿題かい!」そんな声が聞こえそうだ。保護者からも「教えもせんと宿題出して、この塾だいじょうぶかいな?」と思われるかも知れない。
すべてをゆとり教育のせいにしてはいけないかも知れないが、世間で厳しめと言われるうちの塾でも、子ども達の宿題のやり方が非常にゆるくなっている。あの堀川高校の校長でさえもが、小中でもっと宿題のやり方を徹底してもらわないと、高校になってからがしんどい、と言っていた。
今年から指導要領の改訂で教科書の内容も難しくなり、分量も増える。教科書が変わったからと言って、このゆるみがすぐに改善されるとは思わないが、立て直しの一つの機会ではある。大住学園に入ったからには、「宿題をやるのは当たり前」、「勉強するために塾に行くんだ。」と理解してもらえれば、この入塾前宿題の目的は達せられる。
多分全員きちんと提出してくれると思いますよ。ご報告は後日このブログで。
2012年3月2日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
春恒例、2024年山城通学圏普通科中期選抜回し合格相関図
春恒例、2024年山城通学圏普通科中期選抜回し合格相関図です。 昨年度とほぼ同様に上位校(大住学園が考える難易度順)からきれいに他校へと回っています(横方向)。そして第2順位への出願の仕方も一つ飛ばしで選択するのが確立したようです。城南菱創⇒西城陽、西城陽⇒久御山など。 が、...
-
その他は山城通学圏外の学校や専門学科への回し合格です。 3月16日は公立一般入試の合格発表があった。大住学園生は全員合格でした。 塾生の合否の確認と回し合格の状況のデータ収集も兼ねて各校を回る。ここ数年の恒例の行事。 単独選抜でありながら他校への回し合格あり、なんて...
-
お待たせしました。春恒例京都府山城通学圏公立高校回し合格相関表です。 今年はまんべんなく第2順位へと流れ、定員割れも1校だけで美しい相関表となりました。これが府教委の描いた理想の形。でも今年も京都八幡の定員割れはひどいですね。 西城陽が例年になく高倍率となり第1順位不合格者が多...
-
大阪へ行った帰りの学研都市線。選んだわけではないけれど優先座席の前。すでに座っている若者が少しだけ左に譲れば十分に座れる。さて動いてくれるかと思えばまったく気づかずボーっとしている。私が座らなかったその中途半端な隙間に私の前を滑り込むようにして別の若者が座った。 なんなんだこい...
0 件のコメント:
コメントを投稿