校長の森山先生とはもう20数年のお付き合い。まだそれほど有名じゃなく規模も小さかった頃からこの学校を見てきた。
17年前に中学校ができたとき、五ツ木・駸々堂の目標偏差値はそれほど高くなかった。必ず伸びる学校と当時の保護者に薦めたが、あまり信じてもらえず、「吉川先生に大阪桐蔭薦められたらおしまいよ。」とまで言われてしまった。
確かに私が期待したよりは少しだけ時間がかかった気がするが、今では受験雑誌、週刊誌に頻繁に取り上げられる有名進学校。昔のことを思い出しながら、プロとしての予想は当たったなと自画自賛。
広く立派な校長室に数々の優勝旗が飾ってある。その中でも一際目立つのが、いや目立つように飾ってあるのが高校野球の優勝旗。紫紺の春の選抜、深紅の夏の大会の大優勝旗が大空を飛ぶ鳥の翼のようにディスプレイしてあった。
「2本一緒にあるのは珍しいやろ。」と校長のお言葉。そりゃそうだ。春夏連覇は桐蔭を入れて7校しかない。本物を見るのさえ初めて。思っていたより大きいしすごい重厚感。
これを手にした歴代の高校球児達の感動を思えば、とてつもないものが目の前にあるのだと私も感動した。
これを手にした歴代の高校球児達の感動を思えば、とてつもないものが目の前にあるのだと私も感動した。
「吉川先生、携帯で写真とったるわ。そこに立ち!万歳したら!」と校長先生自らがシャッターをきる。教育界の重鎮にこんな事をしてもらうとは恐縮至極。
大優勝旗2本と一緒の貴重な写真でもあるが、森山校長自らが撮ってくれた写真として、私には記念すべきものになった。こんなことしていただけるのも長年の付き合いがあるからこそか。
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