2019年2月15日金曜日

出たぁーっ!

9月下旬から毎週土曜に実施する「必勝テスト会」
5科目通しでやってその後解説。根性もつきます!
今年のとある私立高校の英語の入試問題、直前に塾でやったテスト会の長文問題と同じものが出たらしい。受験生みんなびっくり。深読みして「高校となんか関係あんのか?」と、とんでもないことを言うやつもいた。ひとつひとつの設問は違うものもあったようだが、最後のオチを問うような設問は同じだったようで、そりゃ答えられますわな。

入試直前やることをやった後は神頼みというか、「同じ問題出てくれへんかなー」となるのは昔も今も同じこと。皆さんも経験があるでしょう。送り出す方としても「同じ問題出てくれへんかなー」。でもなかなか「当てる」までは行きません。

出題者としてはこのような状況は避けたいところだろうが、こちらとしてもいろんな学校の過去問を調べ、入試問題としておもしろそうなもの、出そうなものを編集してテキストやテスト会で使用する。多分高校の先生も同じようにして入試問題としておもしろそうな題材を探しているんだろう。やはりそうするとかぶりが生じてしまう。過去にも何回か同じ問題が出てきたことがあった。(過去ブログ参照)

公立の前期選抜や中期選抜の共通問題でこのようなことが起これば大問題。ために府・市教委作成のオリジナル長文となる。でもこの長文、内容がちっともおもしろくないんですよね。

典型的なのが、「外国人の留学生が京都ににやって来て京都の文化や伝統工芸について聞かれたが知識もそして英語力もなかったので全然答えられなくって残念な思いをした。だから日本の文化をもっと勉強し、英語ももっと勉強したい。」みたいなー、価値観誘導型の問題。

英語を読んでわくわくし、もっと読みたいと思わせないと英語そのものに興味をなくしてしまうと思う。英語で読んで感心したり、笑ったり、目がうるんできたらそれが英語を読めていることだよと授業でも教えている。

だから京都の共通問題を教材に使うことは、ない。

とは言え、中期選抜対策としては過去問をやらざるを得ない。教える方にとっても教わる方にとっても、ほんとおもしろくないんですよねっ!

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