2019年2月5日火曜日

送る拍手

1月26日は大阪桐蔭高等学校の卒業式に来賓として呼んでいただいた。もう30年近く参加していることになるんじゃなかろうか。ありがたいことだと思っている。

報道陣もスタンバイ
今年は春夏連覇のメンバーでかつドラフトでプロ野球入りする選手が4人もいたので、中田選手や藤波選手の時もそうであったように、報道陣が山盛りだった。お目当ての選手の一挙手一投足を逃すまいとフラッシュがたかれる。スターってやっぱりすごいもんだなと感心する。目の前を卒業生代表として根尾選手が通過するが、私には普通の高校生にしか見えない。体もそんなに大きくないし。でもこの3年間はすごく努力しあの偉業を成し遂げたんだと思うと、凜々しく見えた。

卒業証書授与 代表 根尾 昴 君
物々しい報道陣とは関係なしに卒業式は粛々と進む。答辞もよく考えられており控えめな口調であったが学校、先生、家族、同級生、周りのすべての人たちへの感謝の気持ちが素直に表現されており、聞いていて気持ちの良いものだった。また将来の社会貢献への志ものべていて、真の進学校と言うならば卒業生にはそうあって欲しいと思った。

退場の際にはクラスごとで全員起立し声を一つにして感謝の言葉を述べる。女の子たちは目も鼻も真っ赤だ。最後は居並ぶ先生方の前を通って式場を後にする。先生方は最後の一人が退場するまで大きく強く平等に拍手を続ける。その気持ち私にはよく分かる。
精一杯の拍手。先生としてやってあげられる最後のことかもしれません。

卒業式が終わっても入試はこれからが本番。皆さんの健闘ををお祈りします。


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